成長したのかな?

レッスンの題材として、ある作品の一部分を演じています。

「タンゴ・冬の終わりに」という清水邦夫原作の戯曲です。

これは、とても思い出深い作品。
私が高校生になって、演劇部に入り、
1年生の夏休みの課題(モノローグ。独演。)として、
同期のSちゃんがやっていたものです。

当時、彼女の愛らしさと、さわやかな女性の役がマッチしていて
私は「いいなぁ~。うらやましいなぁ~」と思っていました。

でも。
この年齢になって、読み返し、演じて思いました。
「高校生に演じられる役じゃないよ~~~!」と。

妻子ある人に恋をし、裏切られ、3年ぶりに再会したその人は自分という存在を忘れている…

この役は、色々な経験を経てからでなければできないな、と。

高校生の頃、私たちは大人の作品を演じているつもりが、演じてはいなかったのです。
そこに書かれていることを、忠実に、きれいに話していただけだった。
でも、それを役者とは呼ばないのです。

ちなみに、私の課題は
エリアンの手記
山崎 哲 / 思潮社
スコア選択:
の母親役でした。
…これまた、中学出てすぐの女の子がやれる役じゃないよなぁ~^^;;
(この作品はいじめによって初の自殺者が出たという、実際に起った事件を元に書かれています。)

モノローグの題材は、ちと背伸びしすぎだよねぇ…
でも、大人になってから高校生の時に触れた作品に出会うと
全く違う感想を持つ。
…コレも私の成長なんだろうか?

でも、部員一同で創作した作品は、ほのぼのとして、実に好きでした。
誰かビデオ持っていないかなぁ~~?持っていたら連絡ちょうだい!>イナドラ諸君
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by cayos | 2005-12-12 23:26 | 日記

ずっと放置してました!ちょっとずつまた更新しようと思います。


by cayos