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100414 Clermont-Ferrandへ遠足。

水曜は授業が午前中だけ。
いったん家に帰ってかばんを置き、ピーターとランチ。
その後クレモン・フェランへ遠足に行きました。




この街はすごく古い歴史を持つ。

[概要]
人口は2005年現在で約14万人、面積は42.67km²。近隣都市を併せた人口は約26万人、クレルモン=フェラン都市圏の人口は約40万人である。クレルモン=フェランを取り囲む火山のうち、街から13km離れた最高峰ピュイ=ド=ドーム(標高1,464m)の山頂には、通信中継用アンテナが設置されている。

フランスの中でも最も古くからある街の一つ。現在のクレルモン=フェラン市は、クレルモン市とモンフェラン市の両市の合併によって発足した。クレルモンは1095年にローマ教皇ウルバヌス2世が教会会議を開き、エルサレムへの巡礼の保護を名目として聖地遠征軍(第1回十字軍)の結成を呼びかけた場所として、また17世紀の科学者ブレーズ・パスカルの出身地としても著名である。 近郊には、シャレード・サーキットと呼ばれるサーキットがあり、F1フランスGPが4度開催された。
(WikiPediaより引用)


このブログをUPするために、今色々調べてるんだけれど、新たに分かることが沢山ある。
(そのために更新が滞るのよね)
ヴィシーはアリエ県というところにある街だけれど、
クレルモン・フェランはピュイ・ド・ドーム県(山の名前がそのまま県名になってる)の街。
この山はすそ幅が世界で一番広い…ってPETERに教えてもらった気がする。
そしてこの山は日本でもおなじみのVolvicのラベルにもなっています。

建物が黒っぽいのは、空気汚染の影響ではなく、ここの産地である黒い溶岩石を用いているから。
そのため「黒い街」の異名をとる。
残念ながら、わがホストファミリー宅では不評w
教会というと白っぽいイメージだけれど、ここの教会は黒っぽいので珍しくかんじる。

さてさて、今回もガイドが付いたのだけれど、例のごとくさっぱりわからないため
フランス観光開発機構のページから引用させてもらいましょうw

■ノートル・ダム・デュ・ポール聖堂 BASILIQUE DE NOTRE-DAME DU PORT

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11世紀につくられた地下聖堂のうえに12世紀に入ってから建てられた聖堂。
素朴だが力強さを感じさせる設計で、バス・オーヴェルニュ地方に残るロマネスク教会の代表作。
彫刻を施した柱頭や地下聖堂におかれた黒い聖母像はとくに印象深い。


…そうだったのか~!!w
いや、なんでわざわざ地下聖堂を作ったのか、すごく不思議だったんですよ。
地下にももぐったのだけれど、正直、暗いし、密室ってかんじだし、ひんやり寒くて
私は怖いなぁって感じました。
黒い聖母像だったのか、あんまりちゃんと見てなかったなぁw

概観はこんなかんじ。

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そして塔の設計図。

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外の様子。

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ここで別のグループの中国人留学生と中国語で会話しました。
結構通じて嬉しかったです♪
だけどちょくちょくフランス語が混じるのは、フランス語スイッチが入っている証拠でしょうか?w

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ステンドグラスが美しかったです。
外の光を吸い込んできれいに反射している様子。

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この街は数学者パスカルの出生地でもあります。
彼の名が通りの名前にもなっています。

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L'hôtel de Chazerat

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: construit par le président de la cour des aides, Charles-Antoine-Claude de Chazerat à la suite de l'incendie de sa maison en 1759. Les travaux sont achevés en 1769. Le bâtiment de style Louis XVI comporte, entre autres, une cour ovale bordée de pilastre cannelés et surmontés par des chapiteaux ioniques. Il est occupé depuis 1982 par la Direction régionale des Affaires culturelles d'Auvergne.

シャズラット家のおうちだった場所。中庭が楕円形でその周りをぐるりと建物が取り囲んでいます。
ここに一族が住んでいたみたい。
1階2階3階とあって、それぞれ使い道が決まっていたらしい。
今はオフィスになっています。
…ちなみにこの文章は上の仏文の訳じゃないよ。あしからず。

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■聖母被昇天のノートル・ダム大聖堂 CATHEDRALE NOTRE-DAME DE L'ASSOMPTION
13~14世紀にかけて建てられたゴシックの大聖堂。固いヴォルヴィックの溶岩を使った石柱はきわめて細く、エレガントな雰囲気が漂う。豊かな色彩 のステンドグラスは必見。ファサードとふたつの尖塔は19世紀にヴィオレ・ル・デュックが復元したもの。


これ、多分街の紋章。

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ここは柱が面白い。

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細い柱をたくさん集めて太い柱にしています。
当時としてはかなり新しかったんじゃないかなぁ。

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からくり時計。
時間になると、真ん中の人がかぶっているバケツを両脇の二人が叩きます。
何かの隠喩?教会の中なのに結構ひどいことしてるよねw

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ここをまわった後、自由時間がもらえたんだけれど
買い物をする気も無かったし、見所を教えてもらったわけでもないので
偶然会ったクラスの先生にのんびりするのに良い公園を教えてもらって
小一時間ほどのんびりしました。

その後はバスで1時間弱揺られ、VICHYに戻りました。
途中タイヤで有名なミシュランのテストサーキットらしきところが見えました。
by cayos | 2010-04-18 22:46 | フランス留学

最近あまり言葉を発していない!せめて文字にして発したい。毎日更新できるようがんばります。


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